CMSで階層(ディレクトリ)を2つ以上持つWebサイトは、理屈的には2つ以上の異なるWebサイトを1つに組み立てているといえます。そしてこれらは昨今のSEO・LPO対策(特に内部的な対策)として不可欠な要素になりつつあります。さらにCMSの利点は単に「SEOに有効」というだけではありません。
まずSEOを実施する上での重要な要素の一つとして「検索エンジンはWeb上のリンクを辿ってサイトを巡回している」という特徴を抑えて置く必要があります。他者からリンク付きでWebサイトを紹介してもらう事や、自社所有のブログや他のWebサイトからリンクを貼って紹介してもらえば、その数と比例して検索エンジンは貴方のWebサイトを巡回をしてくれるようになるでしょう。貴方がもし何もせず自然と他者からリンクを貼ってもらえるようなサイトを運営しているのであれば、このような部分を考える必要はありませんが、通常はそう簡単に自然と紹介を受ける事はないでしょう。

よって「自社ブログや自社所有のWebサイトから、検索エンジンに巡回して欲しいWebサイトをリンク付きで紹介する事」が、自社でも取り組みやすいSEO対策方法の一つといえます。しかし自己所有の外部サイト(ブログも含む)を複数所有している方なんて非常に少ないでしょう。仮に持っていたとしても管理・更新が大変で、そこに幾ら沢山のリンクが貼り巡らされていたとしても、普段更新されていない状態であれば、メインとなるWebサイトへの検索エンジンの巡回頻度が高くなる事はありません。

しかし「CMS」というシステムでWebサイトを構築すれば、自社サイト内でブログ運営をさせたり、複数のWebサイト・ブログを自社のメインサイト内で一元管理する事が可能となります。これによりブログや別ディレクトリで展開するサービスや商品等の情報更新は、メインとなるWebサイトの更新に直結します。その逆も同様、メインとなるWebサイトを更新した際は、自ずとブログや別ディレクトリのサイトにも自動的に更新されるようになります。

これにより、CMSで構築したWebサイトは、常に高い更新頻度が保たれるため検索エンジンからの定期的な巡回を受けやすくなります。また巡回頻度が上がる事で「常に新しい情報を提供しているWebサイト」として検索エンジンからの信頼度は高くなり、インデックスされる速度も早くなる事から、新しい情報をRSSで取得するポータルサイトやブログサイト等への露出頻度も高まるといえるでしょう。最近ではSEOの観点だけではなく、単純に1つのアクセス施策としてWebサイトをCMSで構成する割合が増えています。
通常Webサイトとは、1ページの情報は1つの静的なデータ(HTMLファイル)により表現されるものですが、CMSの場合は1ページ表示の過程において、そのページ内の情報がパズルのように箇所毎にパーツ化され、表示するページに応じてパーツを組み合わせて表現を行う、いわば動的処理を伴う設計思想の為、【1】で記したように、Webサイトの更新頻度が自ずと上がり易くなり、更新によりページが増える毎に検索エンジンからインデックスを受けやすい構成となります。

内部リンクの最適化等による内部SEO対策を施している場合は、サイト内にインデックスが増える事で、関連性の高いリンクを自社サイト内に新しく形成できる事から、対象キーワードでの検索順位に好影響を及ぼしやすい状態を作る事が出来ます。(リンク形成する事で評価が落ちる場合もあります)

CMSは、ページ追加に伴う諸作業やカテゴリー分類が容易にできる等、優れた管理・更新機能を備えていますが、単に表面的な利点のみならず、例えばディレクトリ配下に常に関連性の強いページを配置する事で、アクセスユーザーのランディングページ最適化、それに伴う直帰率の低下、そして同一カテゴリーのスムーズなナビゲーションにより検索動機ユーザーのサイト滞在率向上が望めるといった潜在的な利点も兼ね備えています。

結果として「滞在率を高め」検索ユーザーが求めるサービス・商品ページへ誘いやすい状態を作る事で、何らかのコンバージョン(反響)を受け易くなるといえます。このようにコンバージョン獲得を意識した上でCMSによるサイト構成を行う事は、運営後の人的な工数を落とせるという意味でも大きなメリットといえるでしょう。
もちろん「CMSを利用すれば誰でも費用対効果を上げられる」という訳ではありませんが、CMS以外のWebも運営している方なら、更新作業は格段にCMSの方が便利だと実感できると思います。

例えばCMSの場合「更新するコンテンツを考える事」「考えたコンテンツを文書化する事」にだけに時間をかければ良いのですが、通常のWebサイトの場合、コンテンツの構成~HTML・CSSファイルの修正~アップロードと、本来更新するコンテンツ構成以外の部分で、専門性を伴う人為的な作業工数が生じます。「人為的工数がかかる」と言うのは、言い換えると「人件費というコストが、高いレベルで発生する」という事ですから、自社サイトがCMSか否かで売上が同等ならば、費用対効果が高いのはCMSの方になります。

しかもCMSでない場合は、更新に伴う諸作業の分、情報発信の速度も遅くなりがちです。「時は金なり」ということわざが表すように、情報発信の遅延は明らかな機会損失であり、CMSに比べ費用対効果は低いと言わざるを得ません。更新作業そのものを外注している企業様においては、CMSによる自社サイト運営は、発生するコストを抑え、なおかつ更新作業も自社で迅速に取り組める事から、継続的な運営において高い費用対効果が見込めるシステムであるといえるのです。
◎WebサイトをCMSに変える事で費用対効果を上げやすい業種・業態とは?
  • 複数の店舗を運営している「店舗ビジネス系」の業種
  • 通販等のECサイトやWeb上で販売促進が可能な業種
  • 商品・サービスの単価が高い業種
  • 競合他社と比べ優位性が明確な商品・サービスを取り扱う業種
  • 複数の従業員が日常的にSNSを活用しているような企業・店舗

上記のような項目に当てはまるのであれば、是非とも中長期的にコンバージョン率や高い費用対効果取得の為に、自社サイトをCMSに変更される事をお勧め致します。
もちろん、当プランは今回ご紹介させて頂いた記事を踏まえたプラン内容とサイト仕様でご提供させて頂いております。また当プランご利用中のお客様の効果測定データも資料送付時にご通知致しておりますので、お気軽にご請求ください。